【ニュージーランド】コンポストのためのグリーンビンについて調べてみた

先日観たドキュメンタリーKiss the groundコンポストの重要性を知りました。

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そこで今回は私が住んでいるニュージーランドのグリーンビンについて調べてみました。

目次

グリーンビンとは

グリーンビンとは、食べ物や庭の植物用のごみ箱です。
日本で言う生ごみ庭ごみにあたると思います。

ニュージーランドにはレッドビン(ごみ)、イエロービン(リサイクル)、グリーンビン(オーガニック)の三種類のごみ箱があります。

グリーンビンのごみはどう処理されるの?

グリーンビンのごみは住んでいる町のカウンシルに回収されます。
クライストチャーチではOrganics Processing Plantというニュージーランド最大の堆肥化施設に運ばれます。

ここでは毎年、緑のゴミ箱から出る約50,000トンのゴミを処理し、埋立て地からの転換を図っています。

処理されたものはすべて認証済みの有機堆肥となり、南島を中心に農業に利用されています。

カウンシル(協議会)によると、
毎週、平均して57%の有機物用ゴミ箱が回収に出されています。
ゴミ箱の平均重量は11.60kgです。

グリーンビンに捨てられるもの

・全ての生ごみ
・全ての庭ごみ
・食べ物が付着した紙容器など

(例)フィッシュアンドチップスの包み紙、ピザのペーパーボックスなど

注意すべきなのは、薪ストーブで出た灰はグリーンビンに捨てられません。

理由は
・灰は堆肥中のヒ素レベルを上げる可能性があるため
・灰が入ってしまうと、それを取り除くことはできない
・汚染された堆肥は、食物や庭を育てるための土壌に加えることはできないため

まとめ

以上がニュージーランドのグリーンビン事情についてまとめたものです。

どれを、どのごみ箱に捨てればいいのか迷うことも多いですが、そんな時のためにアプリもあります。

https://ccc.govt.nz/services/rubbish-and-recycling/bin-app/このサイトからダウンロードできます。

Kiss the ground で言われていたように、土壌や大地には温室効果ガスを閉じ込める働きがあります。

そのためには土壌に微生物を宿すことが大切です。

日常生活で出た生ごみをコンポストし、その堆肥で微生物たっぷりの土壌を育てていくことが私たち個人で出来る温暖化対策のひとつでしょう。

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この記事を書いた人

Vegetarian x Athlete.
Football player in Australia(NPL South Australia).
Interested in Environment issues.

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