ベジアスリートがリカバリーのためにやっている「すべて」

正直、ここまで変わるとは思っていなかった。

ベジタリアンを始めてもうすぐ一年。

数ヶ月前にオーストラリアに来てから、僕はベジタリアンアスリートとして食事にこだわるようにしました。

そしてついに、変化を感じ始めました。
今まで試合後には疲労感がひどく、次の日にも筋肉痛でバキバキだった僕の体ですが、リカバリーがとてつもなく早くなりました。
今は試合翌日にもほとんど筋肉痛もなく、コンディションもどんどんあがってきているので、回復力の大切さを実感しています。

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ですが、ここで疑問が一つ浮かび上がります。

いったい何によってリカバリーが早くなったのか

たしかに、食事にこだわるようになってから回復が早くなりましたし、リカバリーは僕がベジタリアンを始めた大きな理由の一つでもあります。「ベジタリアンのおかげで」と言いたいところですが、そう断言するにはいささか時が早すぎるように思います。

というのも、リカバリーのためにやっていることは「食事」一つではないからです。僕なりにこれまでの人生で必要だと思ったことは日常生活に取り組んでいるつもりです。

そこで、今回は「僕がリカバリーのためにやっていること」を整理していきたいと思います。

僕がリカバリーを早くするために「食事以外」にも取り組んでいるすべてのことについて紹介していきます。
自分が普段の生活で取り組んでいることをいま一度整理することで、それが本当に意味があるのかの確認にもなるし、アスリートとして他のアスリートがどんなことに興味があるのか僕はすごく興味があります。

もしよければ参考の一つにしてください。

目次

リカバリーのためにやっていること

タンパク質の摂取

ベジタリアンアスリートとしてタンパク質の摂取にこだわるようにしています。

当たり前のように聞こえるかもしれませんがこれが意外と大変で、思っている以上に必要な量を摂取できている人は多くないように思います。

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僕もその一人でした。
最近になってようやく自分がどれくらいのタンパク質を摂れているか細かく計算し始め、その結果、全然足りていないことに気が付きました。
それからは目標の摂取量(120g)に近づけるように努力することで十分なタンパク質を確保しています。

そしてタンパク質の摂取にこだわるようになってから、リカバリーに変化を感じ始めました。

主な摂取源
・プロテインパウダー
・豆腐
・卵
・レンティル
・ひよこ豆 などなど

抗炎症対策

ビートルートの主張が強い。

タンパク質の摂取と同じくらいこだわっていますし、同じくらいリカバリーを早めた要因となっていると僕が考えているのが抗炎症対策です。

抗炎症とは文字通り炎症を抑える役割のことです。炎症に関しては専門的な知識が必要だと思いますし、僕自身メカニズムについては分かっていません。

なので僕の超簡単な解釈では、

運動をする→体に炎症が発生する→この炎症が過剰に起こると筋肉痛や疲労に繋がる

そして

抗炎症物質は炎症を抑える役割がある→炎症が減り、リカバリーが早くなる

こんな感じです。

抗炎症物質は食材から摂取することが可能です。

抗炎症物質を含む食材
・ベリー
・ターメリック
・ビートルート
・パイナップル
・グレープフルーツ  などなど

僕は以下の方法で摂取しています。

練習後:基本的には意識して摂取しない。
     しかし、練習強度が高かった場合、タルトチェリージュースを一杯飲む。

試合前:タルトチェリージュースを一杯飲む。
     →タルトチェリーは運動前にも摂取することが大事らしい。

試合後:抗炎症スムージー&タルトチェリージュース一杯
      抗炎症スムージー:グレープフルーツ、パイナップル、ビートルート、ベリーミックス、
      ターメリックをメインにその他気分次第。

タルトチェリージュースは個人的に楽でおすすめですし、他の人に試してもらって感想を聞きたいのでトライしてみてほしいです。

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アクティブリカバリー

家の近くの森にて。

試合の翌日はアクティブリカバリーを狙ってウォーキングをしています。

アクティブリカバリーとは、強度の低い運動を行い、次のトレーニングに向けて筋肉を再建・修復することです。
低強度の運動を行うと、筋肉の修復や疲労の抑制に必要な酸素や栄養を運ぶ血流量が増加するため、リカバリーが早くなると言われています。

僕は試合翌日は少なくとも一時間or10000歩は歩くようにしています。
特にメンタル的にも疲れている試合翌日に、公園や森、ビーチに行って散歩をすると心も体もスッキリするので個人的におすすめです。

冷たいシャワー

試合後は冷たいシャワーを下半身に浴びるようにしています。

試合直後は脚があきらかに炎症を起こし始めている感覚があります。冷たいシャワーを浴びることによって熱を逃し、炎症を抑えるようなイメージで僕は取り組んでいます。

水風呂は神経の興奮をおさえ、過度の筋肉痛やむくみを和らげる効果があるとされているためです。

https://allabout.co.jp/gm/gc/462149/

アイシングについては諸説がたくさんありますが、個人的には脚がスッキリするので試合後だけはやるようにしています。

ストレッチ

NEWフォームローラー。

ストレッチは小学生の頃からの習慣になっていて、シャワーを浴びた後にいつもやっています。ストレッチしないと体がどうってわけではないのですが、心が落ち着かないです。

しかし、そんなストレッチも最近は少しやり方を変え、フォームローラーを中心に取り組んでいます。

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この記事を書いた人

Vegetarian x Athlete.
Football player in Australia(NPL South Australia).
Interested in Environment issues.

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