ベジタリアンが焼肉を食べてみた。
アスリートとしてベジタリアンを続けて一年が経過しています。
そんな僕ですが、サッカーのシーズンが終わったこのタイミングでなんと焼肉を食べてみました。
肉や魚を食べなくなったこの体でいきなり肉を食べたらなにか変化は感じられるのでしょうか。
そんなことを感じ取るために丁寧に慎重に焼肉を食し、体の変化を観察してみましたので紹介していきたいと思います。
なぜ焼肉を食べることになったのか
そもそもなぜ焼肉を食べることになったのか、その経緯を先に話させてください。
僕は約3年前に日本を出てから、ニュージーランドとオーストラリアで生活をしてきました。
ニュージーランドではクライストチャーチという、ニュージーランド第三の都市に住んでいました。オーストラリアではアデレードという、おそらく第五の都市でサッカーをするために生活をしていました。
僕が過ごした2つの都市は、ど田舎というほどではないのですが、高層ビルがほとんどない、丁度よい街といった感じでした。
そんな僕が今回、高校の修学旅行以来となるメルボルンに三泊四日で旅行してきました。
そして同時に久しぶりの大都会ぶりにいろいろと衝撃を受けてきました。ど田舎で3年間も過ごしていたことによって、セブンイレブンやユニクロを目にしただけで興奮している自分がいました。
そこら編についてはまた他の記事で語りたいのですが、今回僕が語りたい興奮は焼肉についてです。
僕が過ごしたクライストチャーチやアデレードでは一度も見たことのなかった日本スタイルの焼肉屋さんがメルボルンにはたくさんありました。
あまりにも懐かしすぎて、ベジタリアンであるにも関わらず、目にしたときには焼肉屋さんに立ち寄ることを決意していました。
ヴィーガンが肉を食べたら覚醒する
焼肉を食べることになった理由はなにも珍しく、久しぶりに食べてみたくなったからだけではありません。
以前にヴィーガンについての批判をネットで調べていたら、ヴィーガンをやめた理由の一つに「菜食生活を数年続けた後に、肉を食べたら、目がカッと開き、全身に血流が駆け巡るのを感じた。人間は動物であることを再確認し、肉食動物として肉や魚を食べる生活に戻した。」という意見を目にしました。
「菜食を続けた後に、こんな体験をできるのであれば是非してみたい」と当時から思っていたので、ベジタリアンを続けた自分の体に肉を摂り入れたらどうなるのか興味があり、食べてみることにしました。
実際に焼肉を食べてみた感想と体の変化
結論から先に述べますと、肉を久しぶりに食べたところで「目がカッと開く」ような体験は得られませんでした。
肉を食べたからといって、自分が肉食動物なんだと自覚するような目に見えた変化を感じることが出来なかったのが正直なところです。
逆にベジタリアンを続けてきた体にいきなり肉を摂取して、ネガティブな反応はあったのかと言うと、それもありませんでした。
つまりベジタリアンを続けてきた体でいきなり肉を食べてもなにも変化は感じられませんでした。良くも悪くも、ポジティブな変化もネガティブな変化もなしです。
ただ一つ言えることは、久しぶりに食べた焼肉は死ぬほど美味しかったです。そこらに焼肉屋さんがある日本での菜食生活は簡単ではないと思い知らされました。
ほんとうに美味しかったです。
今後とベジタリアンの在り方について
「肉を食べても変化がないなら食べれば良いじゃないか。」
その意見も分かります。ですが、僕は肉を食べても変化がなかったからこそこれからもベジタリアンを続けていきたいと思います。それはベジタリアンアスリートとして疲労回復効果などに変化を感じ始めているからです。
そしてもう一つの理由が、環境問題です。
僕は環境問題の観点からも菜食主義を採用しているので、これからも小さいながらも貢献の一つとして、ベジタリアンを続けていきたいと思います。
また、僕はベジタリアンとしてベジタリアンやヴィーガンの魅力を発信している身でありながら、今回は焼肉を食べました。ですが、僕はこんな感じのゆるいベジタリアンでも全然いいと思っています。時に、肉や魚を食べるゆるゆるベジタリアンでも良いと思っています。
ですが、時に世の中ではヴィーガンの人が肉を隠れて食べていると批判の嵐にあっている光景を目にします。
僕はそんな必要ないと思っています。
自分にストレスのない限りで菜食主義を楽しめる、そんなライフスタイルが広がっていけば、少なからず畜産業の抱える環境問題は、良いバランスに傾いていくのではないでしょうか。
まとめ
ベジタリアン生活を一年間続けてきた体に、焼肉を摂取しても、特に変化はありませんでした。
今後は、引き続きベジタリアンアスリートとして楽しみながら探求していきたいと思います。Twitterの方で日々発信していますので、よろしければフォローおねがいします。
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