【必見】環境問題についてのドキュメンタリー14選(Netflix)

「環境問題についてもっと知りたい」

そんな人におすすめなのがドキュメンタリーです。

文字だけではイメージしずらかった課題も、映像と音声、分かりやすい説明があればすごい理解しやすいです。

「ドキュメンタリーて、つまんなそう」

実は、すごい面白いです。特にネットフリックスの作品は。

なぜなら、今までのテレビメディアでは大人の事情によって放送される事のなかった、真実や陰謀がネットフリックスでは配信することが出来るからです。

社会の不正に立ち向かう個人の活動や、今まで見ることの出来なかった野生動物の生態、気候変動や大気汚染、あらゆる観点から環境問題について考えることが出来ます。

そこで今回は、ネットフリックスで見ることの出来る環境問題についてのドキュメンタリー１４作を紹介します。

ぜひ自分の興味のあるテーマだけでも見てみてください。

※2021年現在で配信されているものになります

環境問題についてのドキュメンタリー１４選（Netflix）

Cowspiracy「サステイナビリティ(持続可能性)の秘密」

日本語字幕あり

工場での農業がどのように地球の資源を破壊しているのか、そしてなぜ主要な環境保護団体がこの危機を無視してきたのか。

実は、地球温暖化の原因となっている温室効果ガスの割合は車などの輸送業より、畜産業の方がはるかに上回ります。

しかし、Greenpeaceを始めとする環境保護団体では畜産業について、ほとんど言及されていないのです。

そのことに疑問を抱いたKip Andersen氏が、畜産業の陰謀を暴いていくドキュメンタリーです。

畜産業の問題に付随して、後にSeaspiracyにつながる、漁業の乱獲の話も取り上げられています。

これを見てヴィーガンやベジタリアンになる決意をした方も少なくないでしょう。

seaspiracy「偽りのサステイナブル漁業」

日本語字幕あり

海洋生物に情熱を燃やす映画監督が、人間が海洋生物に与える害を記録するために旅に出て、驚くべき世界的な不正を発見します。

sea:海
spiracy:陰謀

タイトルの通り、漁業関連ビジネスの陰謀を暴いたり、漁獲のリアルを映し出しているドキュメンタリーであり、配信直後から世界中で賛否両論を巻き起こしています。

本編はじまってすぐに、和歌山県太地町がイルカ漁で取り上げられていて、日本人にとっても衝撃的な内容となっています。

環境保護団体と漁業の陰謀を知ることによって、環境保護団体に対するイメージが変わるかもしれません。

Our Planet「私たちの地球」

日本語音声・字幕あり

地球の自然の美しさを体験し、気候変動がすべての生物に与える影響を検証する、壮大なスケールの意欲的なドキュメンタリーです。

ネットフリックスオリジナルドキュメンタリーでプラネットアースクリエイターによって、世界50か国・35,000日間かけてつくられています。

圧倒的な映像の美しさで自然界の動物を映しだすことで、私たちに地球に多くの生物が共存している事を再確認させてくれます。

そして、その動物に気候変動が及ぼす影響までを考えることのできる作品です。

A Plastic Ocean「プラスチック・オーシャン」

日本語字幕あり

解説世界の海がプラスチックで溢れかえっているのを発見したドキュメンタリー映画監督は、その環境への影響を調査します。

レオナルド・ディカプリオが製作総指揮を務める、マイクロプラスチックによる海洋汚染の実態を描いたドキュメンタリー映画です。

年間800万トンものプラスチックが海に捨てられ、海中を漂い、食物連鎖の一部となることで生じる、海や生物、人体への影響を明らかにしています。

プラスチックによる海洋汚染を考えるきっかけになること間違いなしです。

Night on Earth「ナイトアース」

日本語音声・字幕あり

この自然シリーズは、新技術によって夜のベールを取り除き、狩りをするライオンや翼を広げるコウモリなど、世界中の生き物の知られざる生活を明らかにします。

最先端の低照度カメラ技術を用いて、今まで見ることの出来なかった、夜間に活動する動物たちを追っているドキュメンタリーです。

直接的に環境問題を取り上げているわけではないですが、この地球の多くの生物が私たちと共存している事を再確認できる作品です。

Chasing Coral「チェイシング・コーラルー消えゆくサンゴ礁ー」

日本語音声・字幕あり

世界中のダイバー、科学者、写真家が、サンゴ礁の消滅を記録するために、壮大な水中キャンペーンを展開します。

2017年に制作されたアメリカのドキュメンタリーです。

地球温暖化や気候変動により枯れていくサンゴの記録。その内容は衝撃的なものになっています。

Mission Blue「ミッション・ブルー」

日本語音声・字幕あり

海洋学者のシルビア・アールが、乱獲や有害廃棄物などの脅威から世界の海を救うために行っている活動を追ったドキュメンタリー。

ミッション・ブルーという環境保全団体は海の探索と保護のための行動喚起をしています。

海洋学者のシルビア・アールが、ミッション・ブルーのの立ち上げや、海洋汚染、生態系破壊の問題に取り組んでいる姿が描かれています。

Rotten「食品産業に潜む腐敗」

日本語字幕あり

このドキュメンタリーは、食品のサプライチェーンの奥深くに潜入し、知られざる真実を明らかにし、私たちが口にするものを形作る隠された力を暴きます。

英語で腐ったという意味のRotten。

各エピソードごとにそれぞれの食品業界の腐った部分を暴いていきます。

地球温暖化や気候変動が食品業界に及ぼす影響だけでなく、犯罪や経済に関する影響も考えることの出来るドキュメンタリーになっています。

私たちがスーパーで手にする食品がどのようにつくられているのか。その現実を目の当たりにすることで、食品について考えるいいきっかけになるかと思います。

Kiss the ground「キス・ザ・グラウンド: 大地が救う地球の未来」

日本語字幕あり

科学の専門家と著名な活動家が、地球の土壌が気候変動と戦い、地球を守るための鍵になるかもしれない方法を解き明かします。

大地である土壌の仕組みに注目し、温暖化に対する現実的な解決策を提案しているドキュメンタリーです。

畜産・農業と気候変動の関係を追求し、地球全体のシステムとして問題を考えることで、環境問題の解決を探っています。

自分たちが立っている「大地」に目を向けることで、さまざまな問題が明らかになってきます。

Minimalism「ミニマリズム：本当に大切なもの」

日本語字幕あり

物があれば幸せになれる」というアメリカの理想を否定する人々にインタビューし、「Less is more」の良さを伝えるドキュメンタリーです。

近年、注目を集めているミニマリズムというワード。

モノが溢れ、モノを買い、モノを所有することで欲求を満たしていく生活とは反対に、モノを持たないことの素晴らしさに気付かさせてくれるドキュメンタリーです。

過剰な生産はごみ問題を引き起こしており、環境問題にも関わっていると思い、紹介しました。

あなたの本当に大切なものはなにか、気付くきっかけになるかもしれません。

There’s something in the water「そこにある環境レイシズム」

日本語字幕あり

このドキュメンタリーは、ノバスコシア州の少数民族のコミュニティが、産業廃棄物の致命的な影響をめぐって当局と闘っている様子を描いています。

何百年も前にできたごみ捨て場から近年の廃水までさまざまな理由で、水が汚染されていく様子と、そこに抗議する人たちの様子が描かれています。

水俣病などの汚染問題を経験した日本には、共感できる部分が多いことかと思います。

David attenborough「地球に暮らす生命」

日本語音声・字幕あり

放送作家が自らの人生と地球上の生命の進化の歴史を語り、野生の場所が失われていくことを嘆き、未来への展望を示しています。

環境保護提唱者といてよく知られているデビット・アッテンボロー氏によって制作されています。

自身がナチュラリストとしての自らの人生を決定づけた瞬間や、彼が旅の途上や職業人生を通じて目にした壊滅的な変化についてを振り返る内容になっています。

私たち人間が引き起こしている環境問題が、生物に与えている影響を、幅広く知ることができます。

Breaking Boundaries「地球の限界：”私たちの地球”の科学」

日本語音声・字幕あり

デイビッド・アッテンボローと科学者のヨハン・ロックストレムが、地球上の生物多様性の崩壊を検証し、この危機を回避する方法を考えます。

科学者のヨハンは、地球を安定させるために必要不可欠な要素を9つの分野（気候、大地、生物の多様性、淡水、栄養素、海洋酸性化、汚染物質、エアロゾル、オゾン層）に分けしました。

このドキュメンタリーではそれぞれについて語られているので、幅広く環境問題について学ぶことができ、そして具体的な解決策を知ることが出来ます。

Brave Blue world「ブルーワールド：命の水を求めて」

日本語字幕あり

再利用からエネルギー生成まで、5つの大陸にまたがる新たなイノベーションを紹介するこのドキュメンタリーは、持続可能な水の未来を築くことを目的としています。

今後、世界中で多くの人が深刻な水不足の問題に直面することが分かっています。

ウィル・スミスの息子ジェイデン・スミスも水問題に取り組んでおり、このドキュメンタリーに登場してきます。

今後直面する水問題の現実を知るだけでなく、解決策やアイデアを知ることの出来るドキュメンタリーです。

まとめ

個人的な感想としては、CowspiracyとSeaspiracyはかなり刺激が強かったです。
完全に良い印象を抱いていた環境保護団体の闇の部分を見てしまいました。

でも、良いところも悪いとこも知ったうえで、判断していくことが大切だと思うのでとても勉強になりました。

ドキュメンタリーの良い所は、知らない世界を観れることにあると思います。

衝撃的な内容も多いですが、ほとんどは科学的な結果をもとに言及されています。

この世界で何が起きているのか。

知りたくなったらぜひドキュメンタリーをおすすめします。