海外でサッカーをするために「英語」は必要なのか

「ぶっちゃけ、英語が話せなくても海外サッカーはなんとかなるでしょ。」

海外でサッカー英語をするために英語は必要なのか。

プロ・アマ問わず、海外へ初めてサッカー挑戦するすべての人が気になるであろうこの質問。

結論から言うと、
英語を話せなくても大丈夫であると僕は考えています。

その理由は、結局サッカーは結果が全てのスポーツであるし、その傾向は日本よりも海外の方が高いからです。
英語が話せなかろうが、チームを勝たせられる選手が評価されます。サッカーをしている以上、このことを忘れてはなりません。

しかし、以下のような人は注意が必要です。

・サッカーで少しでも上のレベルでプレーできる可能性を高めたい人

・サッカーだけでなく、海外ならではの文化の違いなどを体感し楽しみたい人

こんな想いがある人達には、英語が必要であると強く言いたいと思います。

なぜなら英語を話せたほうが戦術理解度も高まりますし、チームメイトとコミュニケーションを深めることが出来ます。
もっと言えば、契約で少しでも良い条件になるように交渉することも出来るようになります。
海外でサッカーをしていく以上、英語は必須のツールだし、話せるようになったほうが良いことは誰の目にも明白だと思います。

そんなことは海外に飛び立とうとしているサッカー選手にも分かりきっていることだと思います。

今回僕が伝えたいことは、

・なんで英語が必要なのか

・話せないとどんなことで苦労するのか

・どのくらい話せるようになるべきなのか

海外サッカーに必要な英語についてこんなことを僕の経験から書いていきたいと思います。

僕はこれまでニュージーランドとオーストラリアで3年間プレーをしてきました。
ニュージーランドにはチームも知人もなんの宛もない状態で飛び込み、自分でチームと交渉し加入に辿り着きました。
しかも恐ろしいことに、当時の僕はなにも英語を話せる状態ではありませんでした。
それから2年が経ち、僕はニュージーランドからオーストラリアに移籍をすることになりました。このときには英語もそれなりに話せて、しかもエージェントの方もいました。

英語も話せずエージェントもなしで契約をした経験
英語も話せて、かつエージェント経由で契約をした経験

こんな対照的な経験をした僕だからこそ伝えられる、海外サッカーにおける英語の必要性について意見を書いていきたいと思います。

目次

英語が話せなくても海外サッカーは大丈夫

初めはこんな感じで練習に突撃訪問してた。

もう一度、結論を先に言いますが海外でサッカーをやるために、英語は話せなくても問題ありません。
理由は3つほどあります。

サッカーは結果がすべてのスポーツ

冒頭でも述べましたがこれを忘れるべきではありません。英語が話せなくてもチームを勝たせられる選手が評価されます。ニュージーランド一年目当初の僕は英語が話せなかったため、思っているような評価が得られていないように感じていました。しかし得点を決め始めるとチームメイトやサポーターからの評価や態度がガラリと変わったように感じています。

結果を残すことがまずは大切で、英語はそのためのツールにしか過ぎません。

また海外で活躍されているトップレベルの日本人選手を見ても意外と英語が話せない人は多いです。英語に限らずその土地の言語が話せない人も含みます。

当たり前のことですが英語が話せることよりも大切なことがサッカーにはあるし、結果を残さなくては生き残ることの出来ない残酷な世界でもあります。これはプロ・アマ関係ないと考えています。

ピッチで使うサッカー英語は意外と少ない

サッカーのプレー中に必要な英語は意外と少ないです。

Now
Here
Feet
Man’on
Win the ball
Tight
Wait
Come on
Well done(一番大事)

ポジションにもよりますが、極論、これだけの英単語だけでプレーすることは可能です。

一見アホみたいに見える英単語ばかりです。しかしサッカーにおけるコミュニケーションでは、いかにこういった言葉をタイミングよくたくさん発せられるかだと思います。Jリーグで助っ人外国人の選手のほとんどが日本語を話せないにも関わらず、あそこまで活躍されているのはこういった理由があると思います。

「通訳がいるからでは?」

もちろん通訳によって戦術理解度の面で助けられているとは思います。
しかし試合中には通訳がいません。結局、90分間止まることなくカオスな展開が繰り広げられるサッカーというスポーツにおいて、試合中に取れるコミュニケーションは限られてきます。
自分には通訳がいないし心配だというアマチュアの選手の気持ちも痛いほど分かりますが、英語が話せなくても思っていたよりプレーに支障はないというのが僕の経験に基づく感想です。

英語が話せなくてもなんとかなる

日本で何の経歴もない僕が、英語が話せない状態で見知らぬ土地でチームと契約をしたという経験がある以上、英語が話せなくてもなんとかなると言わざるを得ません。

気合があればなんとかなるというのも事実だと思います。

また英語は言語の一つでありコミュニケーション手段の一つです。
英語が話せなくても異常に高いコミュニケーションスキルでチームメイトと打ち解ける選手を何人も見てきました。
長友選手がマルセイユに移籍した際に、コミュ力の高さを発揮しているニュースを目にして流石だと思った記憶があります。大事なのはコミュニケーション力です。

それでもやっぱり海外サッカーのために英語は必要

英語でコーチングはもっとむずかしい。

ここまで散々英語は必要ないと言ってきましたが、それでも僕は海外でサッカーをするためには英語が必要であると考えています。
特に以下に当てはまる人は絶対に英語が必要です。

・サッカーで少しでも上のレベルでプレーできる可能性を高めたい人

・サッカーだけでなく、海外ならではの文化の違いなどを体感し楽しみたい人

上記に当てはまらない人はここまでで読むのをストップしてもらって大丈夫です。英語がなくても大丈夫だと思います。
しかし、そうでない人にはここから先を読み進めてもらいたいと思います。

なんで海外で英語が必要なのか。
英語で話せないとどんなことで苦労することになるのか。
最低限どのくらい話せるように話せるようになっておいたほうが良いのか。
サッカーのためのおすすめの英語勉強方法(100%僕の持論)。

そして海外でサッカーをするための英語の重要性を説いていきたいと思います。

なぜ英語が必要なのか

英語が話せるとパフォーマンスが上がった気がする。

英語が必要な理由は、2つです。
・自分のプレーを発揮するために英語という手段が有効的。
・サッカーを通じた人間関係のために英語が必要。

自分のプレーを発揮するために英語という手段が有効的

英語が話せるとサッカーで自分のプレーを発揮できる可能性が高まります。
理由はコミュニケーションを取れるようになるからです。

先ほど、ピッチ上で使う英語はそこまで多くないし、細かいコミュニケーションを取っている時間はないと言いました。しかし、ピッチ外では異なってきます。ハーフタイムには見方に要求をしたり、要求をされたりします。そこで理解が出来なければ修正は難しくなります。

自分のプレーを最大限発揮するためにコミュニケーションというツールは非常に重要だと考えています。ある種の技術だと僕は考えています。
そんなコミュニケーションを円滑にさせるために英語は必要だし、ステップアップしていくためには必ず必要になってきます。

サッカーを通じた人間関係のために英語が必要

僕はサッカーを通じて、文化の違いを体感することや、外国の人と人間関係を構築していくことが好きで海外でサッカーをしています。
そのためには、英語を話せるようになるということは必須条件でした。

ニュージーランドでは国内カップを優勝したり、MVPなどの表彰もいくつか頂くこともありました。オーストラリアではサッカーで生活をするという経験もしました。しかし、海外サッカーを通して1番の宝物は、サッカーを通じて周りの人と喜びを分かち合った瞬間であり友人との日常的な日々の思い出でした。
そんなことを経験するためには英語が必要だったことは間違いありません。

「海外でサッカーをするだけでなく、現地の人と思い出を共有していきたい。」

こんな想いがある人は絶対に英語を話せるようにしたほうが良いと思います。

英語が話せないと苦労すること

死ぬかと思いました。

英語が話せないと苦労することについて、僕の実体験を踏まえて紹介していきます。

契約で圧倒的に不利

最初にして最大のハンデを負うことになるのは契約時です。

まず相手がなにを言っているのか分からないのは、ハンデとかの前に不安でしかないです。
そして自分の意志を思うように伝えられないと、交渉が不利に働いていってしまいます。

ニュージーランドやオーストラリアは優しくて良い人ばかりですが、交渉となると話は変わると思っておいたほうが良いと思います。クラブとしてもビジネスなので少しでもお金を減らせるのであれば、そこに容赦ないです。そして日本人の気の弱さが裏目に出て、交渉では相手のペースになってしまうことが多いと思います。
具体的には、給料を低く提示してきたり仕事や家を探す手伝いをするなど上手いことを言って細かいところを濁してきます。
契約が書面に細かく記載されていないようなチームと契約する時は気をつけたほうが良いと思います。

奇跡の写真。

僕が最初にニュージーランドに乗り込んだ時は、自分がサッカーで給料をもらえるかすら分からない状態でした。僕はサッカーで給料を貰えなくても良いやと割り切っていたので良かったのですがそれでも、もらえたら生活的に嬉しいし気になっていたのですが、結局お金のことは聞けないまま契約書にサインをしていました。
結果、給料はもらわずにサッカーをすることになりました。

また、2年目のシーズンが始まる頃にはありがたいことに幾つかのチームからオファーを頂き、所属していたチームからも給料がもらえるのではないかと期待をして契約交渉に臨みました。
しかし、一年が経とうとしていた頃の僕のリスニング能力はまだまだで相手の言っていることを100%理解することが出来ませんでした。
当時の僕は「他のチームと同じくらいの給料を払うから残ってくれ」と言っているような気がして、そのチームに残ることを決意しました。しかし実際には「生活はサポートするから」みたいなことをいろんな言い方でされていて、結局、2年目も給料をもらうことはありませんでした。
2年目こそはもらえると思って契約をしたので、そこで諦めがつくまではかなり疑心暗鬼になっていた思い出があります。

とにかく、交渉時に英語がわからないと契約面でかなりもったいない思いをすることになります。
日本人は特に交渉でがめつさがないと思われているので、自信がない人は英語力をつけるべきです。

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ミーティングやトレーニングで遅れをとる

想像できると思いますが、英語が分からないとチームのミーティングやトレーニングでなにを言っているか分からないので、戦術理解で遅れを取ります。
具体的にどんなことが起きるかというと、複雑なセットプレーなどから外されることになります。チームの決め事やサインプレーを理解できなければ、あたり前のことながらそのメンバーから外れてきます。
図を使って説明されれば分かりますが、コーチやスタッフがそこまでしないのであれば言葉で説明して理解できる選手が選ばれます。
仮に良いキック精度を持っていたとしても、チームの決め事がわからないが故に、セットプレーに関われないのはかなりの機会損失だと思います。

また練習のルール説明なども、基本的になにを言っているのか理解できなかったので見ながら判断するしかありませんでした。「これであっているのかな」とモヤモヤとした不安を抱えながらプレーすることになります。

家や仕事関連

英語がわからないと家を探したり仕事を探すのが大変になります。
僕はプロサッカー選手ではないためサッカーの他に仕事を探す必要がありました。CVという履歴書を出して回ったのですが、英語が話せないというだけで見送られたケースが何件もありました。また、現地に到着してから銀行口座を開いたり、家の契約をしたりと何かと苦労しました。

まあ、英語がわからなくても気合でなんとかなったのも事実なのですが。

最初に見つけた部屋はこんな感じ。

英語がわからないキャラになる

英語が話せないとチームや周りの人から「英語が話せないキャラ」としてみなされます。これは事実だし受け入れるしかないのですが、意外にもこのイメージは後々ずっと引きずることになります。僕はニュージーランドに2年以上いたのですが、結局最後の最後まで話せないキャラで見られていました。
実際のところは2年もいてそれなりに話せるようになっていたのですが。

どんなところで機会損失になるかというと、ミーティングとかで意見を求められることがありません。
そして英語が話せないというだけで、「サッカーも分かっていない」ように認識されてしまいます。

僕は個人的に頭でサッカーをする選手だと思っていて、戦術理解度も高い自負があるのですが、意見を信頼されていないように感じて悔しかったです。

意外とこの「英語わからないキャラ」の代償は大きいと感じています。

英語が話せると得すること

感慨深かった瞬間。

戦術理解度が高まる

ミーティングで監督の話していることが理解できたり、チームメイトの要求が理解できるようになると戦術理解が格段と高まります。つまり、チームのサッカーにフィットできる可能性が高くなります。
特に加入したての頃や、移籍をするとこの恩恵を感じます。

僕はニュージーランドで2年プレーした後に、オーストラリアのリーグに移籍することになりました。
オーストラリアのシーズン途中での加入となり、到着した翌週にはリーグ戦が控えていました。新しい環境に身を移しわからないことばかりであるにも関わらず、翌週の試合ではスタメンで出場し決勝点を奪うことも出来ました。傍からみたらどうであったかは分かりませんが、プレーしていた僕自身は「新しいチームでプレーしている感覚はほとんどなく、チームにフィット出来ていた」と感じました。

その理由は紛れもなく英語だと考えています。
コーチのかなり強いロンドンアクセントですらもほとんど理解できていたし、分からないことはすぐに聞ける状態でした。移籍して間もない頃に、どれだけ早くチームにフィットできるかという面で、英語は大活躍しました。

オーストラリアでの一試合目。

相手に舐められない

英語が話せるか話せないかで、交渉の時の見られ方が変わってきます。
英語が話せるというだけでまず「対等」に見られます。そして交渉の時に自分の意見を伝えられることで、少しでも良い条件で契約することに繋がります。これはかなり大きいことです。

僕はニュージーランドにいた頃は英語がわからなかったので、基本的にイエスマンで交渉を乗り切っていました。もちろんその契約内容は良かったものとは言えません。
しかし、オーストラリアに移籍をしたときには外国人のエージェントの方にもNOと言えていたし、自分の意見を伝えることが出来ていました。結果として、オーストラリアではサッカーのみで生活をすることが出来て、サッカーに専念する環境が手に入りました。

きっと英語が話せなかったら変わっていたように思います。

相手の文化の違いや過去を知ることが出来る

https://www.youtube.com/c/HidetoshiNakataOfficial

結局、僕はこれが英語を話せるようになって一番良かったことだと思っています。

ニュージーランドではニュージーランド人やイギリス人とシェアハウスをして生活をしていたのですが、文化の違いを知れることがたくさんあって本当に楽しかったです。
イギリス人のチームメイトと生活をしていた時は、一緒にプレミアリーグの試合を見ながらイングランドのサッカー文化と日本のサッカー文化を語り合うことはとても楽しかったです。
僕が日本で週6日毎日3時間の練習で最後の30分は走りのトレーニングだったことを伝えると、死ぬほど驚いてました。

また、仲良くなるためには相手の過去を程よく知ることも大切なことだと実感しました。サッカーの話だけでなく時には恋愛の話をしたり、仕事について話をするのがとても楽しかったです。

一生モノの友達を海外でつくることが出来たのは紛れもなく英語のおかげだと感じています。

英語を話せるようになるためには

とにかく洋書を読みまくった。

僕は英語のスペシャリストでも先生でもないので、僕が英語について語るのはおこがましいです。
しかし、「今現在、日本にいてこれから海外(特に英語圏)でサッカーをしたい」と考えている人には英語を勉強しておくべきとアドバイスを送りたいと思います。

そして、日本にいながら英語を話せるようにするためには、「オンライン英会話一択」だと思います。

理由は、会話をするために「聞いて、話す」トレーニングをしたほうが良いからです。
そのためにオンライン英会話が1番コストパフォーマンスが高かったように思います。

話せるようになりたいのに文法書や単語帳ばかりを勉強してしまっている人は、今すぐやめたほうが良いです。

簡単な会話を成立させるためにまずは聞いて話すことになれることが一番大切だと思います。
そして僕の意見では、義務教育で英語を習ってきたほとんどの日本人は、簡単な会話のための単語や文法は既に身についています。
使い方を知らないだけです。例えるなら、ポジショナルプレーやストーミングという言葉の意味を知っていても、ボールの蹴り方が分かっていないような状況です。まずはボールを蹴れるようになったほうがサッカーで活躍する可能性は高いです。

なんの会話をしてたのか自分でもわからないけど、オンライン英会話のメモ

オンライン英会話では主に、非ネイティブの講師と30分ほど会話をすることがレッスンとなっています。サッカーや契約時に必要になる会話力、そして自分の意志を最低限伝えるための英語力は、オンライン英会話で講師の方と会話することが効果抜群だと思います。

費用も月5000円を切るようなオンライン英会話会社もあります。
今後英語が話せるようになるための自己投資と思えば安いもんです。もし仮に英語が話せるようになって良い条件で契約をできればそれだけで元手が取れると思います。

ちなみにですが僕はニュージーランドに渡る前に、オンライン英会話はやっておらず自分一人で単語を勉強したり、瞬間英作文をひたすらに繰り返していました。
結果、ニュージーランドではなにも通用しませんでした。お察しの通り、テストで使えるような英語力ばかり身につき、会話力は全く身につかなかったからです。日本にいる頃に会話の練習をしなかったことを死ぬほど後悔しました。

焦りを感じた僕はニュージーランドに着いてから、海外にいるにも関わらず毎日オンライン英会話で会話する時間を設けました。お金もなくて月5000円の出費も正直苦しかったですが、そのおかげで英語の成長がスピードアップしたと信じています。オンライン英会話にかけた投資は成功だったと思います。

Q&A

どっかの線路。

海外に行く前の不安や悩みは痛いほど分かりますので、自分で思いつく限りあらかじめ答えておきたいと思います。

Q,実際、海外に行ってから勉強すれば良いでしょ?

A, 甘いです。現地に到着して、英語を話せるか話せないか。これでどんなチームにどんな契約をもらえるかが変わってきます。

Q,海外に行けばすぐに話せるようになるでしょ?

A, なりません。日本で想像していたより100倍英語は甘くありませんでした。特にネイティブの人たちの話すスピードは異次元でした。すぐに話せるようになるどころか、現実を突きつけられて自信を失います。

Q,どれくらいで話せるようになる?

A, 普通に日常会話出来るまでには一年を見積もっておいたほうが良いと思います。感覚的には一年経ってようやくリスニングが慣れてきてほぼ完璧に聞き取れるようになってきます。話すとなると難易度はまた上がるかと。上達すればするほどさらなる成長を求めたくなるので英語学習に終わりはないと感じています。

Q,どのオンライン英会話がオススメ?

A, 分かりません。オンライン英会話についての情報はネットにあふれているので参考にするのが良いと思います。僕はDMM英会話ネイティブキャンプをやっていました。どっちが良くて、どっちが悪いというのはないのですが、個人的にDMM英会話のほうが合っていて長く続けることが出来ました。ネイティブキャンプは会員にならなくても学習アプリを利用できるので未だにお世話になっています。

Q,ネイティブの講師を選ぶべき?

A, ネイティブの講師を選べるのであればネイティブの講師の方が良いです。ネイティブの講師からのほうが、より活きた英語を学べるからです。しかし、英語初心者であればあるほど非ネイティブの講師で問題ないと思っています。とにかく会話になれることが大事だからです。ちなみに僕も金銭的な理由で未だにネイティブ講師のレッスンには手を出せていません。注目しているのはCamblyというオンライン英会話ですが。

Q,オンライン英会話でどんなレッスンを受けるべき?

A, これも僕なんかではなく、英語のスペシャリストに相談してもらうと良いと思います。僕はニュースについて講師と会話をするレッスンが飽きずに楽しみながら続けることが出来ました。毎日レッスンを受けることが負担にならないやり方を見つけるのがコツです。

Q,オンライン英会話以外の勉強法は?

A, 僕はオンライン英会話以外に、英語の本を読む、英語のポッドキャストを聞く、単語帳、You Tubeで毎日3時間ほど英語学習をしていました。

ポッドキャストのオススメは、BBC , Sky Sports , バイリンガルニュースあたりです。
You Tubeでオススメなのは、Learn English With TV Series , Hapa英会話などです。

Q,単語や文法はやらなくて良い?

A, やったほうが良いです。先ほどやらなくて良いと言いましたが、それは単語帳よりはオンライン英会話で会話することのほうが優先度が高いという意味です。インプットだけしててもダメだし、アウトプットだけしていても成長は少ない。インプットとアウトプットの両輪を高速で回し続けることが大切だと思います。

Q,いつからやるべき?

A, 答えは僕が言わなくて日本人のみなさんなら分かっていると思います。早ければ早いほうが良いです。英語に関してはやりすぎて困ることは何一つありません。
僕は海外に行く前に英会話の勉強をしていなかったことを本当に後悔しました。

まとめ

最高の瞬間。

今回は海外サッカーに英語は必要なのかという問いに対して自身の経験から意見を述べさせてもらいました。
最初にも述べたように結論はこのように思います。

海外でサッカーをするために英語を話せなくても大丈夫。
しかし、英語が話せたほうがサッカーにも人生においても圧倒的にお得。

僕はこれまで3年間海外でサッカーしてきて、これからも海外で活動していくつもりです。
そのなかで1番得れて良かったものは現地の友達です。サッカーを通して(サッカー以外にもいるけど)、構築してきた人間関係は一生モノだと思うし、そのためには英語が必要だったとつくづく思います。

結局、サッカー選手だろうが、海外にいようが、人生は人との繋がりが1番だと思っています。
そのためにせっかく海外にいくのであれば、出来るだけ英語を話せるようにしたほうが良いです。
もっと言えば、海外に行く前になるべく話せるようにしておいたほうが良いです。行ったら話せるようになるというのは迷信だし貴重な現地の時間をかなり失うことになります。

僕は英語が話せるようになって(まだまだ勉強中ですが)、世界がかなり広がったと感じています。
今であればサッカーでどんな国に行っても生きていける気がします。

英語が話せるようになって、現地のチームメイトやサポーターを楽しく会話している姿を想像してみてください。最高です。

もしこれから海外でサッカーを考えていて、英語(その他言語全てに通ずる)について頭を悩ませているなら今すぐに勉強することを全力でおすすめしたいと思います。

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この記事を書いた人

Vegetarian x Athlete.
Football player in Australia(NPL South Australia).
Interested in Environment issues.

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