ネクストミーツの代替肉はおいしいのか
2020年に会社設立ながらも急激に事業展開を広めている代替肉ベンチャー企業のネクストミーツ。
アルビレックス新潟のスポンサーをされていることもあって、僕は海外にいながらも注目をしていました。
僕は海外でサッカーをしながらも、ベジタリアンアスリートとして活動をしています。
ニュージーランドやオーストラリアにいた頃は、海外のプラントベース代替肉をたくさん試してきました。
海外から帰国してきて僕が感じていることは、日本にはまだまだプラントベース代替肉の選択肢が少ないし、浸透もしていないと感じました。
そんな中でネクストミーツは僕が海外にいながらも注目をしていた企業なので、すごく楽しみにしていました。
今回は、ネクストミーツのプラントベース代替肉を実際に購入して食べてみましたのでレビューしていきたいと思います。
日本では経験できないような多くのプラントベース代替肉を食べてきた僕だからこそ、
ベジタリアンアスリートとして美味しさだけでなく栄養面も気を使っている僕だからこそ、
海外で時間のない中でも自炊をしてきた僕だからこそ、
書けるネクストミーツのレビュー記事を意識して作ってみました。
環境問題も深刻化していく世の中、今後も代替肉の市場は必ず拡大してきます。
というより代替肉ではないとしても、畜産の消費量を減らさない限りは環境問題は解決していかないと考えています。
僕も試してから気づいたのですが、代替肉の魅力はものすごいです。
思っていたよりも全然おいしいし、「どうせこんにゃくみたいで美味しくないし、高いんでしょ」と勝手に抱いていたネガティブな印象を覆されました。
僕はベジタリアンですが、代替肉は菜食主義ではない人にもぜひ食べてもらいたい食べ物です。
プラントベース代替肉に興味を持ってもらえるきっかけになればと思い書きましたので、読んでもらえると嬉しいです。
1,ネクストミーツとは
ネクストミーツとは、「地球を終わらせない」をテーマに植物性の代替肉事業を展開している日本のベンチャー企業です。設立は2020年ながら既に海外展開や、日本でも驚異的なスピードで認知を高めています。
ネクストミーツが掲げる5つのバリューを紹介します。
01, サスティナブルであること
02, 2つのテクノロジー
03, 新しい食のスタンダードになる
04, 新しい文化をつくる
05, 革新と進化

なぜ代替肉なのか?
その理由に畜産が環境問題に与えている影響が関係してきます。畜産は飼育の際に大量の「水」と「土地」を必要とし、そして大量の「温室効果ガス」を排出します。
環境問題に貢献できるビジネスをしたいと考えていた創業者の二人は、畜産が抱える問題に着目し、新しい選択肢をつくるべく植物性の代替肉(プラントベースミート)に乗り出しました。
代替肉とは何なのか?

代替肉とは牛や豚、鶏などの動物を使わずに作られた肉のことを言います。
代替肉には主に2種類あり、植物性で作られた植物性代替肉(プラントベース)と、動物の細胞を培養することで作られる培養肉があります。
培養肉は動物の細胞から作られているものの、動物を殺すことなく動物肉を得られることと、そして人口増加に伴う食糧問題を解決できる選択肢として注目されています。しかし、現段階では開発途中であり市場にはなかなか出回っていないことや価格がかなり高額という問題点があります。
一方で、プラントベース代替肉は年々世界中で市場を拡大してきています。畜産が環境問題に悪影響であることが明らかになったことや、ヴィーガンやベジタリアンといった菜食主義ブームを追い風にプラントベースの市場も大きくなってきています。
ネクストミーツはまさにプラントベース代替肉の事業を展開している日本の企業と言えます。
僕も海外にいながらネクストミーツには注目していたので、帰国してから食べることをとても楽しみにしていました。
2,【レビュー】ネクストミーツを食べてみた正直な感想

早速ですがネクストミーツのレビューに移っていきたいと思います。
僕が今回食べさせてもらった商品は、NEXTカルビ・NEXTハラミ・NEXT牛丼の3種類です。
5パック入りのギフトBOXで購入させてもらいました。


今回は、僕が海外で一人暮らし&毎日自炊をしてきた経験から、「作りやすさ」、そして「味」に注目してレビューしていきたいと思います。
NEXTカルビ

まず作りやすさですが、抜群でした。シンプルにフライパンで焼くだけでした。
プチポイントとしては、プラントベース代替肉はよく焼いたほうが美味しいように思います。どこかの動画で見たのですが、プラントベース代替肉は焼きすぎても固くならないし、反対に焼きがあまいと肉肉しさがあまり感じられないです。
ただひとつ、デメリットに思えた点はあらかじめ解凍しておく必要があることです。
冷凍での保存になるので、使用する前にはあらかじめ解凍しておき、それからフライパンで焼く必要があります。計画性に欠ける僕にとっては食べたい時に食べられない可能性があるかもしれないと思いました。
僕はしっかりと焼いて焼肉のタレをかけて、白ご飯のおかずとしていただきました。

NEXTカルビは想像以上に肉でした。そして焼肉のタレとの相性が抜群だったことも相まって、とても美味しかったです。僕は普段から(ベジタリアンになる前)もカルビはあまり食べなかったので、NEXTカルビがどれほどカルビに近い味だったのか正直分かりません。
正直に言うとカルビっぽさはあまりないのかもしれませんが、肉っぽさは高く表現されていたように思います。
とにかく白ご飯との相性が最高でした。
NEXTハラミ

作りやすさ、作り方のポイント、食べ方、すべてカルビと同じです。フライパンで焼くだけで、白ご飯のおかずになるので時間がない中で自炊をしていた僕にとってはかなりありがたい一品です。
カルビと同じく使用の前には解凍しておく必要があります。
僕個人的にはNEXTハラミのほうがお気に入りでした。
ハラミもカルビと同じくよく焼くことで肉肉しさが表現されてとても美味しかったです。味付けも今回は焼肉のタレをかけただけでしたが、オリーブオイルと塩だけでもイケる味でした。また他にもいろんな工夫ができそうで万人に受け入れられそうな商品でした。

とにかくカルビ同様に白ご飯との相性が最高でした。
僕個人的には、お肉が食べたくてプラントベース代替肉を食べるというよりかは、白ご飯に合うおかずとしてプラントベース代替肉を求めています。
その点でご飯との相性が最高でご飯がすすむので、NEXTハラミはとてもお気に入りです。
NEXT牛丼

NEXT牛丼はカルビやハラミと違い、湯煎で温めるだけでした。
冷凍されている状態で湯煎するだけで食べられるので、作りやすさはNEXTカルビやハラミと比較してもダントツでした。
ご想像の通り、白ご飯にかけて牛丼としていただきました。

気になる味もめちゃくちゃ牛丼でかなり美味しかったです。
久しく牛丼は食べていないものの、学生時代に死ぬほどお世話になったので味は鮮明に覚えています。それと比較しても劣らずと言えるほど牛丼として美味しかったです。なによりベジタリアンになってから牛丼の類とは縁がなかったので、ベジタリアンでも牛丼が食べられることが幸せでした。
時間もかからずにご飯にかけるだけでおいしい牛丼が出来るので、ほんとにおすすめです。
3,アスリート目線でのネクストミーツの栄養面

アスリートとしてネクストミーツの栄養面に注目していきたいと思います。
以下に原材料をネクストミーツのホームページより引用しますが、正直細かい栄養素については僕は分かりません、アスリートとして気を使っている「タンパク質」と「脂質」、そして「化学調味料と遺伝子組み換え」について見ていきたいと思います。
【カルビ】
原材料:大豆加工品(国内製造)、調味液(ソテーオニオン、しょうゆ、砂糖、醗酵調味料、ガーリックペースト、植物油脂、食塩、野菜ェキス、りんごピューレ、ごま、オニオンパウダー、酵母エキス、香辛料)、食用なたね油/調味料(アミノ酸等)、増粘剤(加工デンプン、キサンタンガム)、酸味料、香料、カラメル色素、ビタミンB1、(一部に小麦・ごま・大豆・りんごを含む)
栄養成分表示(100g当たり/推定値):熱量286kcal、たんぱく質39.4g、脂質4.0g、炭水化物28.2g、食塩相当量1.6g、コレステロール0mg
【ハラミ】
原材料:大豆加工品(大豆(国産)、遺伝子組み換えでない)、調味液(醤油、砂糖、米発酵調味料、酵母エキス、りんご、醸造酢、にんにく、食塩、ごま油、豆板醤、コショウ)、食用なたね油、(一部に小麦、大豆、りんご、ごまを含む)
栄養成分表示(100g当たり/推定値):エネルギー 348kcal、タンパク質 33.7g、脂質 11.2g、炭水化物 28.2g、食塩相当量 3.0g
【牛丼】
原材料:大豆加工品(脱脂大豆、食塩)(国内製造、遺伝子組換えでない)、調味液(しょうゆ、砂糖、米発酵調味料、酵母エキス、昆布エキス、食塩、醸造酢、椎茸エキス、ジンジャーパウダー)、たまねぎ、食用なたね油 / 着色料(カラメル色素Ⅰ)、(一部に大豆・小麦を含む)
栄養成分表示(100g/推定値):熱量195kcal、たんぱく質4.9g、脂質15.7g、炭水化物8.6g、食塩相当量1.4g
化学調味料と遺伝子組み換えについて
まず印象的だったのが、大豆加工品についてです。
以前に代替肉について調べた時に化学調味料や遺伝子組み換えがされていることがデメリットとして分かりました。
しかし、ネクストミーツのプラントベース代替肉には、遺伝子組み換えされた大豆は使用されていないことが分かりました。
遺伝子組み換えの懸念点としては、自然の生態系や健康に被害が出る可能性があることです。
なので遺伝子組み換えの大豆を使用していないことは、ネクストミーツの大きなポイントであると思いました。
タンパク質について

アスリートとして次にタンパク質について注目していきます。
それぞれの1食(1パック)あたりのタンパク質を表にまとめてみました。
タンパク質量 | |
NEXTカルビ | 31.52g |
NEXTハラミ | 26.96g |
NEXT牛丼 | 5.88g |
カルビとハラミに関しては衝撃のタンパク質量でした。
表は1パックあたりのタンパク質量なのですが、正直一人で簡単に食べ切れる量です。
にもかかわらず両方とも25gを超えるタンパク質量には驚きました。
僕はアスリートとしてタンパク質の摂取量にはかなり気を使っていて、摂取効率の観点から1食あたりのタンパク質量は25gを目標にしています。
ベジタリアンでこの量を達成するために豆腐や納豆、豆類などを積極的に摂ってなんとかキープしています。
しかし、このNEXTカルビやハラミだと簡単に目標摂取量を達成できることが分かりました。
サッカーをしながら自炊をしていると時間がなくて思うような料理を作れないときが多々あります。そんなときにはタンパク質が不足しがちですが、ネクストミーツだと簡単に美味しくタンパク質を摂取できるのでとても良い商品だと思いました。
脂質について

最後に脂質についてです。
脂質量(100g) | |
NEXTカルビ | 4.0g |
NEXTハラミ | 11.2g |
NEXT牛丼 | 15.7g |
牛肉と比較してみると、脂肪の少ないヒレやもも肉を除いて牛肉はおよそ20-35g/100gもの脂質が含まれています。
いずれもネクストミーツの代替肉は牛肉と比較すると脂質がかなり抑えられていることが分かります。
特にカルビは4.0gとかなり低脂質で肉の味や食感を味わえます。
太りやすい体質であったり、ダイエットをしたいけど肉を食べたいという方にはネクストミーツの代替肉がかなり良い選択肢となってきそうです。
4,ネクストミーツの購入方法

海外にいる時にはネクストミーツはどこのスーパーでも手に入ると思っていたのですが違うみたいです。僕の家の近くのスーパーには置いてなく、僕はオンラインでゲットしました。
オンラインでの購入だとネクストミーツが販売するすべての商品が購入できて8000円以上の購入になると送料が無料になります。
ほかにも、提携しているスーパーも着々と増えてきているようで、ホームページにて購入できるスーパーも確認することができました。(取り扱い店舗はこちら)

僕の願望としてはネクストミーツだけに限らず、もっと多くのプラントベース代替肉がスーパーで手に入るような環境になって欲しいと思っています。
僕の住んでいたニュージーランドやオーストラリアではどのスーパーに行っても、プラントベースコーナーがわかりやすく設置されており、たくさんの商品の中から選ぶことが出来ていました。
たしかにオンラインで買えることも便利ですが、僕のような一人暮らしの人には一度で8000円以上の購入はむずかしいのが正直なところです。
オンラインだけでなく日本でも身近に手に入る環境が増えてくることを願います。

5,ネクストミーツの値段について

僕が購入したお試しパックだと送料込みで4690円でした。
3種類×5食で計15食分になるので、1食あたりは約300円ほどの計算になります。
1食300円であの手軽さで、タンパク質も摂取できることを考えるととてもお手頃な価格設定だと思いました。
世間では未だ、プラントベース代替肉は動物肉と比較して高価であるという認識や現実的に高価である商品もあります。たしかに鶏胸肉など安い動物肉と比較すると未だに高く思えるかもしれません。
しかし、料理の手間や栄養のこと、なにより環境への配慮を考慮するとネクストミーツの商品はかなりお手頃な価格であると思いました。
6,プラントベース代替肉としてのネクストミーツについての評価

最後に海外でもたくさんのプラントベース代替肉を食べてきた僕が、代替肉商品の中でのネクストミーツの商品について評価していきたいと思います。
結論から言いますと、僕が試してきたプラントベース代替肉の中でもネクストミーツはかなり高評価に値する商品です。
理由の1つ目はまず「味」です。プラントベース代替肉の中には、時に全然美味しくないものがあります。
しかし、ネクストミーツの商品はいずれも美味しく頂くことが出来ました。
ただ肉としてどこまで肉っぽさを再現できているかというと、動物肉を食べている人からするとまだ物足りないのかなと思いました。
ニュージーランドやオーストラリアではレストランでヴィーガン料理としてプラントベース肉を食べたことがあるのですが、そこで食べたものは「言われなければ肉」と思えるほど動物肉に近い味わいでした。
僕が自分で調理していることもありますが、肉っぽさを求めてプラントベース肉を食べる人には、まだ高い評価は得られないのかもしれません。

ただ僕の中で他のプラントベース代替肉よりネクストミーツが優れていた点は「作りやすさ」です。
「焼くだけ」、「湯煎するだけ」で美味しく食べることの出来るネクストミーツは、アスリートで練習をしながらも自炊をする僕にとってはかなりありがたいポイントであり高評価出来るポイントでした。
僕が海外で試してきたプラントベース肉にはベーコンやバラ肉のようなものがあり、あくまで調理するための食材というものが多かったです。
一方でネクストミーツは簡単に食べられる状態になっているので、僕にとってはとても重宝できる商品だと思いました。
時間のない方や、調理することが面倒だと思ったときには絶対におすすめです。
また、今回試した商品以外にも既に調理されているような商品がネクストミーツにはたくさんあります。僕が海外で経験してきたプラントベース代替肉と比べて、調理の手間が少ないことが特徴と言えるかもしれません。
こんど試してみます。

7,まとめ

海外でも多くのプラントベース代替肉を食べ、ベジタリアンアスリートとして活動する僕のネクストミーツに対する評価はかなり高いです。
僕が思うネクストミーツのおすすめポイントは、
美味しい
調理が簡単
→焼くだけor 湯煎するだけ
豊富なタンパク質量
の3つです。

そして僕が思うプラントベース代替肉の1番の魅力は「環境に優しい」ということです。自分の食事によって少しでも環境問題に貢献できるということは、日々を気持ちよく過ごしていく小さなコツだと思っています。
Another found that compared to beef burgers, plant-based burgers were associated with up to 98% less greenhouse gas emissions. The report authors suggest that plant-based products generally require much less agricultural land, need less water and cause less pollution than animal products.
https://www.sciencedaily.com/releases/2022/07/220729173204.htm#:~:text=Another%20found%20that%20compared%20to,less%20pollution%20than%20animal%20products.
また、ビーフバーガーと比較して、植物由来のハンバーガーは温室効果ガスの排出を最大98%削減することがわかりました。植物由来の製品は、動物由来の製品に比べ、農地や水の使用量が少なく、汚染も少ないと報告されています。
ある調べでは、植物由来のハンバーガーにするだけで98%もの温室効果ガスをカットできることが分かっています。
そしてプラントベース代替肉の魅力は菜食主義の人じゃなくても食べることが出来る点です。
一般的には植物肉は菜食主義者のための商品と思われていますが、僕はそうでないと思っています。
環境問題に貢献する一つの手段としてプラントベース代替肉が選択できると考えています。
ですので僕の意見では、ベジタリアンやヴィーガンではない人にもプラントベース代替肉に興味をもってもらえたらと思います。そして少しでもプラントベース代替肉が日本でももっと浸透すればと思い今回の記事を書きました。
まだまだネクストミーツの商品はありますので新しく試したものはまた記事に追加していきたいと思います。
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