プラントベース肉はどこまで美味しいのか
なんとなく美味しくないイメージのある代替肉。
しかし、環境問題やSDGsなどから世界的に人工肉や培養肉といった代替肉が増えてきています。
そこで今回はアスリートながらベジタリアンを一年以上続けている僕が、実際にプラントベース肉を買って食べてみました。
代替肉について気になるあなたのために
・美味しさ
・値段
・タンパク質量(アスリートなので)
の3つの情報を中心に紹介していきたいと思います。
どうせトライするなら美味しい代替肉を選びたいのが我々の性です。
この記事がすこしでも美味しい代替肉と出会えるきっかけとなれれば嬉しいです。
※住んでいる環境上オーストラリアの商品になってしまうことは許してください。
1,ローストチキン(PlantAsia)

PlantAsia社のローストチキンは高品質の植物性原材料から作られており、100%植物性のローストチキンとなっています。
美味しさ


僕はシンプルに炒めて生姜焼き風に味付けをして食べてのですが、とても美味しかったです。
ベジタリアンだとご飯に合うおかずが限られてくるのですが、このプラントベースローストチキンは本当に肉の感覚でご飯が進むので驚きました。
ただ食感は少し弾力性があり、ローストチキンと言うよりかは鶏皮に近かったです。
味付けもされておらず、鶏胸肉のような状態で入っているので、好みの味にアレンジできるのが良いポイントだと思いました。
値段
1パック360gで9ドル(オーストラリアドル)で販売されています。しかしスーパーなどではセールで6,7ドルまで値引きされてることがあり、僕も安く買った記憶があります。
日本円にして約800円くらいだと思います。
360gは3−4人前(僕は2回に分けて食べましたが)で800円ほどなので決して高くはないと思います。
鶏胸肉は500gで8.5ドルでしたので、鶏胸肉と比較してもそこまで変わらない値段でした。
タンパク質
タンパク質は100gあたり24g。1パックで86.4gと本物の鶏肉に全く劣らないタンパク質量でした。
2,ベジロースト(vegie delights)

代替肉とは相性が悪そうで、イメージも程遠いローストですが、vegie delights社のローストは100%植物由来で出来ています。
美味しさ

僕はうどんに合わせるチャーシューのつもりで買ってみました。
味の方は5点満点中、3点といったところが正直な感想です。
ものすごく美味しいわけでもなく、まずいわけでもないです。ただ、これは僕が悪いのかもしれませんが、パッケージのようなローストをイメージして買いましたが、同じようには焼き上がりませんでした。
味は少し塩味が効いていて、食感はローストビーフやポークというよりは、ささみチキンやつくねのような食感でした。
こちらに関しては、焼き方や味付けによって改良の余地もあるので機会があればまたトライをしてみたいです。
値段
こちらもローストチキンと同じく9ドルでの販売となっていますが、時によっては値引きされて安く買うことも出来ます。1パック480gとなっていて、ボリュームも迫力もかなりあるので、割安な商品だと思います。
タンパク質
タンパク質は100gあたり16.9g。1パックだと81.12gの計算になります。
植物由来であろうが、やはり肉は豆類よりもタンパク質量が多いみたいです。
3,シュニッツェル(V2)

オーストリアの代表的な料理、シュニッツェルにもプラントベースの代替商品があります。
V2社によるシュニッツェルは植物由来で作られていることはもちろん、パッケージの裏側には環境への影響度を示す図も掲示され、環境問題への取り組みが積極的です。
美味しさ

衣の部分もあらかじめ調理された状態で売っているので、オーブンで焼くだけという超簡単レシピでした。
僕の焼き加減が絶妙だったこともあり、周りはサクッと、中はジューシーに仕上がり本当に美味しかったです。味付けはシンプルな塩味が元から付いているので、僕はレモンをかるく絞ったのみで、美味しくいただけました。
とんかつというよりかは、チキンカツに近い食感でした。
僕はリゾットの上に添えさせていただきましたが、相性が抜群で最高でした。
値段
1パック300gで、8ドルで売られています。
8ドルで、オーブンで焼くだけで、あの美味しさはコスパ抜群だと思いました。
タンパク質
タンパク質は100gあたり12.2g。
1パックあたり36.6gとほかの代替肉と比べると少し低いタンパク質量でした。
しかし、1食(150g)あたり18.3gものタンパク質を摂取できることを考えれば、十分な量だと思います。
4,ラザニア(V2)

シュニッツェルと同じ会社のV2社のラザニアです。植物由来のミンチ肉を使用し、ラザニアを提供しています。調理する必要はなく、電子レンジで温めるだけで食べることが出来ます。
美味しさ
これもまたかなり美味しかったです。
ラザニアに関しては肉がすべてじゃないこともあり、肉のラザニアと変わらないクオリティでした。なによりチーズを使用していないにもかかわらず、チーズっぽさが生地で表現されていて、まさにラザニアでした。
もう一度いいますが、このプラントベースラザニアに関しては肉のラザニアと変わらないレベルです。
値段
1パック9ドルです。
1食9ドルと考えたら、オーストラリアの物価を考慮すると安いほうだと思います。
タンパク質
タンパク質は100gあたり5.6gと低めですが、一食分(350g)だと、19.6gものタンパク質が摂取できるので、十分なタンパク質量だと思います。
5,ベーコン(NEXT!)

おそらくオーストラリアのプラントベースミート会社、NEXT!のプラントベースベーコンです。特徴は植物性ながらベーコン特有のクリスピーな食感を再現されていることです。
美味しさ


僕が今までに経験したプラントベースのベーコンの中では圧倒的に1位の美味しさでした。ニュージーランドに住んでいた時も何種類かプラントベースベーコンを試したことがあるのですが、ベーコンならではの風味と塩味があまり再現されてなく、それ以降ベーコンを試すことがありませんでした。しかし、NEXT!のプラントベースベーコンは、ベーコンならではのクリスピーな食感と塩気が本物みたいでとても美味しかったです。
このベーコンのおかげでベジタリアンになってから諦めていたカルボナーラを食べることが出来たので最高でした。
値段
1パック(200g)で10ドルです。
200gでカルボナーラだと四食分ほど作ることが出来たので、1食あたり2.5ドルほどの計算になります。
非常にコスパの高いベーコンだと思います。
タンパク質
タンパク質は100gあたり14.0gとイメージよりも高めでした。1食あたり3.5gほどの計算になります。
ベーコンなので1食あたりのタンパク質量は多くないのですが、ベーコンに含まれる飽和脂肪酸が含まれないプラントベースベーコンは菜食主義者でなくても大きな魅力だと思います。
ビーフ(NATURLI)

NATURLI社のプラントベースビーフの細切れ(Stripsを日本語で何ていうのか分かりません)です。ケバブのお肉のようなイメージに近いと思います。
美味しさ


何に使えば良いのか分からないまま購入したのですが、僕はハッシュドビーフとカレーに使用しました。ビーフのような食感というか肉肉しさはあまりなかったのが正直な感想です。しかし、しっかり焼いてカレーなどに入れるとアクセントにはなるので肉っぽさを求めているときにはアリな商品だと思いました。
値段
1パック(200g)で7ドルでスーパーでは販売してました。僕はセールで4ドルで買いました。
僕はカレーにたっぷりこのビーフを使用したので1食あたり100g使用したので、1食あたり2ドルぐらいの計算になります。
タンパク質
タンパク質は100gあたり13.2gです。カレーやハッシュドビーフに足すだけで、味のアクセントだけでなくタンパク質の摂取もできるのでアスリートにはかなりオススメです。
番外編:プラントベースケバブ

僕が住んでいるアデレードにとても魅力的なプラントベースミートの店があるので紹介させてください。
アデレードの中心位置にある、Staazi & Co – The Greek Vegan Projectです。
この店ではすべてプラントベースでできた肉でケバブ風の料理を食べることが出来ます。
特徴はプラントベースであるにもかかわらず、チキンやラム肉を選択できるということです。
実際に食べてみた感想は、感動です。

ベジタリアンになってから好物であったケバブとは別れを告げていたのですが、まさかの形で再会を果たしました。
このケバブに関しては、もう肉です。
店内で待っている時にほかのお客さんとも話したのですが、「言われないと肉じゃないって気づかない」と言っていました。まさにそのとおりです。
言われなければプラントベースの代替肉と気づかないレベルのクオリティでした。僕のお気に入りの店なのでアデレードに来た際はぜひ訪れてみてください。
まとめ

思っていたよりも美味しい
肉としてのクオリティはまだまだかも
いろんな種類の代替肉をトライしてみた率直な感想は「思っていたより美味しい」です。
僕自身、以前までプラントベースの代替肉はあまり信用をしておらず、美味しくない代替肉なら食べなくていいとずっと思っていました。
しかし食べてみると、思っていたよりも美味しいことが分かりました。そして値段も高いイメージがありましたが、動物性の肉と比較しても決して高いものではなく、貧乏な僕にも優しい食材でした。
ただ語弊を恐れずに正直言うと、「肉としてのクオリティはまだまだ」だと思いました。
例えば、ローストチキンを求めてプラントベースのローストチキンを食べると正直物足りないだろうなと思いました。
肉っぽいおかずを求めて、プラントベースの肉を求めるのであれば期待以上のパフォーマンスが得られる。
そんな感じのイメージです。
それでも、思っていた以上に多くの種類の肉がプラントベースで開発されていて驚きました。まだまだ試していない商品もたくさんありますので、トライしてみなさんに紹介できればと思います。
この記事が、ベジタリアンやヴィーガンでなくても、プラントベースの代替肉にトライするきっかけや、少しでも美味しい商品を選べる手助けになれれば嬉しいです。
Twitterでも日々の料理やベジタリアンについて発信していますので、フォローよろしくおねがいします。
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