ヴィーガンプロテインのおすすめはどれなのか
今回は僕がオーストラリアで実際に飲用していた、ヴィーガンプロテインについてレビューをしていきたいと思います。
「どうして僕が今回ヴィーガンプロテインのレビューをしていこうと思ったのか。」
その理由は、ヴィーガンプロテインの選び方がとても難しいと感じているからです。
もっとダイレクトに言うと、ヴィーガンプロテインはホエイプロテインと比較して不味いものが多いです。
僕自身、興味本位でヴィーガンプロテインを買ってみたけど、不味すぎて飲み切ることに苦労した思い出があります。
しかし、ヴィーガンプロテインにはヴィーガンならではのメリットもありますし、サステナビリティが求められる現代ではヴィーガンプロテインの市場と需要が拡大してきています。
そこで今回はベジタリアンアスリートとしてヴィーガンプロテインも活用している僕が、実際に試したヴィーガンプロテインを紹介していきたいと思います。
正直に言うと、不味いものは本当に不味いのが今のヴィーガンプロテインの現状です。それでも僕はヴィーガンプロテインを使用していますし、どうせ飲むなら美味しいプロテインを飲みたい気持ちがすごく分かります。
みなさんが少しでも美味しいヴィーガンプロテインを選ぶ手助けになれればと思います。
ヴィーガンプロテインのメリット

そもそもヴィーガンプロテインを選ぶメリットはあるのでしょうか。
まずはヴィーガンプロテインのメリットを紹介していきます。
1,ヴィーガンの人でも手軽にタンパク質が摂取できる
あたりまえですが、菜食主義の人にも手軽にタンパク質を摂取できることが1つ目のメリットだと思います。というのも、僕はベジタリアンアスリートとして、肉食と比較すると菜食はタンパク質の摂取がむずかしいことを正直感じています。
1日に100g(僕の場合)は摂取したいタンパク質を豆腐や豆類だけで毎日摂取するのはとても大変です。そんな時に一杯あたり20gほどタンパク質を摂取できるプロテインは、アスリートのぼくにとって重宝しているアイテムとなってきます。(ベジタリアンの僕がホエイだけでなくヴィーガンのプロテインも飲んでいる理由についてはこちらの記事で)
2,乳糖不耐症でも飲める
ヴィーガンプロテインは乳糖を含まないため、乳糖不耐症の方でも飲むことが出来ます。乳糖不耐症とは、牛乳などに含まれる乳糖を上手く分解できずに下痢を引き起こしてしまう症状です。海外の人と比べて日本人は乳糖不耐症の割合が多く、軽度なものを含めると3人に2人が乳糖不耐症であると言われています。
タンパク質を摂取したいけど乳製品を摂ると、お腹を壊してしまう。
そんな人には乳糖を含まないヴィーガンプロテインが解決策になってきます。
3,環境にやさしい

ヴィーガン製品を取り扱っている企業は、サステナビリティへの取り組みにも積極的な企業が多いです。温室効果ガスの排出割合の多い畜産ではなく、大豆や豆類といった植物由来のプロテインは環境にもやさしいと言えます。アスリートとしてタンパク質の摂取もしながら、環境問題に貢献をしたいと考えている人にはヴィーガンプロテインが良い選択肢になると思います。
(ただ、調べてみたところ現段階ではホエイプロテインも環境にやさしいと言えるようです。)

4,ホエイプロテインよりも脂質が低め
ヴィーガンプロテインは植物性のタンパク質となるため、動物性タンパク質と比較して脂質が低い傾向にあるみたいです。筋肉量は増やしたいけど、脂肪や体重を増やしたくないという人にはヴィーガンプロテインがおすすめと言えるかもしれません。
5,ドーピングテストの心配がない
これはアスリート専用のメリットになってしまいますが、ヴィーガンプロテインはドーピングテストの心配がいりません。ヴィーガンプロテインは植物由来で出来ているため、化学調味料の使用がないために禁止物質の使用もありません。
時には、プロテインに含まれる思いがけない成分でドーピング扱いになってしまうことがあります。
その心配がないということは、アスリートの精神面を支える大きなメリットだと思います。
ヴィーガンプロテインを選ぶ時に気をつけること

ヴィーガンプロテインに限らずホエイプロテインや全てのプロテインに共通して言えることですが、「味」と「飲みやすさ」には気をつけるべきだと思います。
そして、ヴィーガンプロテインではホエイプロテインの100倍、美味しいプロテインを見つけることがむずかしいし、飲みやすいプロテインを選ぶことが大切になってきます。
僕の意見ですが、ヴィーガンプロテイン(主にソイプロテイン)はどろどろしていて飲みにくいです。
そして、味もホエイプロテインと比較すると遥かに不味くなるというのが正直な現状です。
しかも、選べる味の種類もホエイプロテインと比べるとまだまだ少ないです。
そんな選びにくいヴィーガンプロテインだからこそ、選ぶ前に情報を収集して、少しでも美味しいプロテインを選ぶことが大切だと僕は考えています。なぜなら僕がヴィーガンプロテインで苦労してきたからです。
ぜひ次から紹介するプロテインを参考にしてもらえればと思います。
ヴィーガンプロテインのレビュー

これから僕がオーストラリアやニュージーランドで試したヴィーガンプロテインを紹介していきます。
考える項目は、タンパク質量(1食あたり)、味、飲みやすさ、どろどろ感、のみに絞らせてもらいました。理由としてはまず、日々のタンパク質摂取のためにお世話になるプロテインでは、味を含めた飲みやすさが一番大切だと考えているからです。僕の場合、1日2回摂取するプロテインが不味くて毎回苦しい思いをするとなると、辛いです。苦しくて摂取することが出来なくなると、本末転倒だと思いますので飲みやすさを重視しました。
そして細かい栄養素は考えずにタンパク質量だけに注目しました。というのも、必須アミノ酸の含有量だとか、脂肪の割合だとか言われても、正直よくわからないからです。かなり上級者にならないとそこまで細かい栄養素を理解できないし、僕はまだそこまでこだわれていません。
まずは自分が分かる範囲で大切にしていることだけをまとめて紹介していきたいと思います。
1,マイプロテイン バナナ味
タンパク質量(1食あたり):22g
味:2/5(5点満点中2点)
飲みやすさ:2/5
どろどろ感:3/5
日本でもお馴染みのマイプロテイン。イギリス発のプロテイン会社でグローバル展開していることもあり、ニュージーランドでもオーストラリアでも購入することが出来ました。ホエイプロテインや他のサプリメントでも味の種類が多く、しかも安いので僕はマイプロテインにお世話になることが多かったです。ホエイプロテインは溶けやすくて飲みやすいし、色んな味があって美味しいと思っていました。
しかし、ヴィーガンプロテインは正直美味しいとは思えませんでした(ホエイプロテインと比較して)。
味はたしかにバナナ味なのですが、ホエイプロテインのバナナ味とはまるで違い、「化学的になんとか再現したバナナ味」という印象を受けました。後味が特に癖強です。
飲みやすさという面でも、人工的なバナナ味感が強く、スムージーに合わせるにしても、バナナスムージーしか合わない印象でした。しかし、スムージーにするとかなり飲みやすくなるので僕は途中からバナナスムージーに混ぜて飲んでいました。
どろどろ感に関してはヴィーガンプロテインの中では普通だと思います(ホエイプロテインは1/5を基準に考えています)。溶けにくいということもなかったのですが、ソイならではのどろどろ感は結構残ります。ただ、僕はどろどろ感はあまり気にせずに飲めるので嫌な印象はありませんでした。

2,マイプロテイン チョコレート味
タンパク質量(1食あたり):22g
味:3/5
飲みやすさ:3/5
どろどろ感:3/5
同じくマイプロテインのチョコレート味。僕的にはバナナよりはチョコレート味のほうが美味しくて飲みやすかったです。
しかしながらバナナ味同様に、後味に残る「人工的なチョコ味感」はやはりありました。水200mlで飲み切るには最後の方は苦しかった印象です。
溶けやすさやどろどろ感はバナナ味と変わらず、常温の水でも溶けやすく飲みやすかったです。
チョコ味の問題点としては、スムージーに合わせにくいことだと思います。僕がいつもスムージーに入れる、バナナやベリーにチョコ味のプロテインが合うイメージがなく、結局そのまま飲むことが多かったです。チョコ味に合うスムージーを見つけられれば、飲みやすさも格段に高まると感じました。

3,Inc sports nutrition PLANT PROTEIN バニラ味

タンパク質量(1食あたり):26g
味:5/5
飲みやすさ:4/5
どろどろ感:3/5
オーストラリアのサプリメント会社、Inc sports nutrition のヴィーガンプロテインバニラ味を試してみました。
味は甘すぎず甘いバニラ味でとても美味しかったです。マイプロテインのヴィーガンプロテインにあった嫌な人工的な後味感はなく、スッキリ飲みやすい甘さでした。
注意点としては僕もまだ詳しくないので分からないですが、もしかしたら人工甘味料で美味しく仕上げられているのかもしれません。甘味料としては、Sweeteners (Steviol Glycosides, Thaumatin)が掲載されていました。この成分が良いものなのかは今の僕には分かりません(今度勉強しておきます)。ただ、それでも美味しく飲めることは大切なことだなとこのプロテインを飲んで思いました。ちなみに、甘さがあまりなかったマイプロテインには甘味料としてスクラロースが使用されていました。
どろどろ感はソイならではのどろみがありますが、僕は気にならないので大丈夫です。
常温の水でもダマにならずに、溶けやすさも問題なかったです。
このプロテインであれば水でそのまま飲むことにストレスもないし、仮にスムージーに入れたとしても問題なく楽しめると思いました。
タンパク質量も26gと文句なしです。
4,Vital Strength Plant Vegan Protein バニラ味

タンパク質量(1食あたり):28g
味:5/5
飲みやすさ:4/5
どろどろ感:5/5
僕のお気に入りNo.1はこれです。
そのまま飲んでも全然苦にならない美味しさで、全くストレスなく飲むことが出来ていました。甘味料としてはこちらもスクラロースが使用されています。
一つだけ注意点があるとすれば、どろどろ感がかなり強いということです。中には、ソイプロテインならではのどろどろ感が厳しいという方もいると思いますので、注意が必要です。僕は全く気にせずに飲むことができるので、それ以上に飲みやすい美味しさが好きでした。
タンパク質量を見ても28gと文句なしですし、すべての必須アミノ酸やオメガ3脂肪酸も含まれていてアスリートにとっても良さそうです(正直、そこまで細かいことは気にしていませんが)。
このプロテインは甘すぎることもないので、そのまま飲んでも大丈夫だし、スムージーに入れてもよく合うので僕はかなりオススメをしたいと思います。
海外のプロテインでも大丈夫

今回僕が紹介したプロテインはすべて海外の製品になっていますが、心配しないでください。日本でも海外のプロテインを購入することは可能です。マイプロテインのように日本に展開している会社は、そのままホームページで買うことも可能です。仮に日本に展開していない企業だとしても、iHerbやAmazonを利用することで入手することが出来ます。
わざわざ海外から買う必要はあるのか
日本で日本の企業のプロテインを選ぶにこしたことはないと思います。
ただ、もし自分に合うプロテインを見つけることが出来なかったら選択肢を増やすために海外の商品に目を向けることは良いことだと思います。アメリカやヨーロッパでは健康ブームが日本よりも進んでいるため、サプリメントの企業もたくさんあります。企業数だけでなく、味やプロテインの特徴や種類も鮮やか印象があります。
もし日本で自分に合うプロテインが見つけられなければ、海外のプロテインを購入することもアリだと思います。
海外のプロテインはなんか怖い
その心配はないと思います。
海外の企業でも消費者の体を考えて製品開発していますでしょうし、むしろ知識や選択肢は海外は上だと感じています。
あくまで自分の体に合うか、合わないかという目線で試してみるのが良いと思います。
絶対的なオススメは少量の購入

これだけは間違いなくオススメできるのは、少量での購入です。
理由はもう何回も言っているかもしれないですが、ヴィーガンプロテインは美味しくないものが多いからです。ホエイプロテインと比較しても段違いに、美味しいプロテインに出会うことが難しくなります。
実際に僕はマイプロテインでヴィーガンプロテインを購入した時は1番小さいサイズの250gで購入しました(思った以上に僕の口には合わなかったので本当にこのサイズで買ってよかったです)。

また、Inc社のプロテインはお試し用の小分けパックが売っていて、とてもありがたかったです。

たしかに、大容量一気に買ったほうが安いですが、ヴィーガンプロテインをいきなり大量に買うのはリスクがでかすぎると僕は思います。少量でまず味を確認してから、好みのプロテインを見つけることがベストです。
飲みにくければスムージーで

それでもほんとに美味しくないプロテインを選んでしまった方におすすめしたいのが、スムージーに混ぜる方法です。
バナナや果物の甘さによって不味さがだいぶ緩和され飲みやすくなると思います。どうしても飲みきれそうにないという時は、スムージーに混ぜて飲んでみると良いかもしれません。

まとめ

美味しいヴィーガンプロテインを見つけることは本当にむずかしい
とにかくこれだけを覚えてもらい、少しでも美味しいプロテインを選ぶためにこの記事が役に立てれば嬉しいです。
現段階では正直にいうと、ヴィーガンプロテインの飲みやすさはホエイプロテインには敵わないなと感じています。
しかし、それでもヴィーガンプロテインを選んだほうが良いと思う理由が僕にはあって、それは環境問題になってきます。特にアスリートである僕らが、競技で結果を残すことを一番に考えていると、菜食主義やヴィーガンといった環境に優しいことはどうしても後回しになってしまいます。ですが、気候変動や地球温暖化の問題は明らかに進行していて無視できない状況になっています。
だからこそ僕はアスリートが環境問題と向き合うことに意義を感じています。
たとえそれが僕のようにプロアスリートでなかったとしてもです。
ですので、たとえヴィーガンプロテインが美味しくなかろうと僕はこれからもヴィーガンプロテインを使用していきたいと思っています。そして少しでも、美味しいヴィーガンプロテインを見つけて皆さんに紹介できればと思います。またそうやってヴィーガンプロテインをへのハードルを下げることで、ヴィーガンがアスリートにも広まっていくことに貢献できればと考えています。
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