【レビュー】ザバスのソイプロテインをベジアスリートが本気で評価してみた

ザバスのソイプロテインはまずい?

結論から言うと、めちゃくちゃおいしいと思います。

ただし僕の見解では美味しいプロテインほど気をつけたほうがいいかもしれません。

その理由は、甘味料にあります。
というのも人工甘味料が健康に被害を及ぼしたり、太りやすくする可能性が考えられるからです。いくらおいしいプロテインであっても、健康になるために飲んでいるプロテインで人工甘味料の影響で不健康になってしまっては本末転倒です。

そこで今回は実際にザバスのソイプロテインを飲んでみた僕が、「ザバスのソイプロテインは美味しいのか」をレビューするとともに、「人工甘味料」の観点からも考えていきたいと思います。

僕はベジタリアンアスリートとして海外含め数多くのヴィーガンプロテインを試してきました。
その中で不味いプロテインも数多く経験してきました。

そんな僕だからこそ、
ザバスのソイプロテインは他のヴィーガンプロテインと比較して美味しいのか、
ホエイプロテインと比較して飲みやすいのか。
こんなことをを伝えることが出来ます。

そしてアスリートとしてソイプロテインを摂る意義ザバスのソイプロテインは人工甘味料の観点からオススメできるのか僕の意見を伝えていきればと思います。

こんなこと言ったら良くないのかもしれませんが、まだまだハズレのプロテインが多いのがヴィーガンプロテインの現状です。

この記事を通して、ザバスのソイプロテインは美味しいのか、自分は買うべきなのか、購入前の判断材料となれれば嬉しいです。

目次

1,ソイプロテインとは

大豆

ソイプロテインとは大豆を原料にした植物性のプロテインです。
一般的なホエイプロテインはホエイという乳製品から作られるため動物性タンパク質ですが、ソイプロテインは植物性タンパク質のプロテインになります。

一つだけ注意すべきなのは「ソイプロテイン=ヴィーガンプロテイン」ではありません。ソイプロテインはあくまでヴィーガンプロテインの一種です。ヴィーガンプロテインには他に、ピー(マメ)、ヘンプ、玄米などの種類があります。

なぜヴィーガンプロテインが流行してきているのか

近年、ソイプロテインを含めたヴィーガンプロテインが流行してきています。
その理由はヴィーガンやベジタリアンが流行している理由と同じく、環境問題が挙げられます。

以前に牛のミルクから作られるホエイプロテインはサステイナブルであるのか調べたところ、今のところはサスティナブルと言えることが分かりました。
ホエイプロテインとは本来捨てられるはずだったミルクの残留物から作られているからです。(ホエイプロテインはサステイナブルなのか調べた記事はこちらです。)

しかし、今後もプロテインの需要と市場が拡大していくに連れてホエイプロテインもサスティナブルとは言えなくなる未来が予想されます。

その解決策として注目されているのが、ソイプロテインなどの植物性由来のヴィーガンプロテインです。畜産の影響を減らしながらもタンパク質を摂取できる方法としてソイプロテインが注目されてきています。

僕の予想では菜食主義の人口はこれからもっと増えるだろうし、菜食主義にならずとも世の中は畜産の消費量を減らさざるを得ない未来は近いと考えています。それに伴い、ソイプロテインの需要は今後も拡大していくだろうと考えています。

2,ソイプロテインのメリット・デメリット

積読

しかし環境に良いとされるソイプロテインにもデメリットが存在します。

アスリートでないしても、ソイプロテインを利用する前にはホエイプロテインの違いや特徴を理解しておくほうが良いと思います。

ソイプロテインのメリット

・乳糖不耐症の人にも飲みやすい

→ホエイプロテインは牛のミルクから作られているので、乳糖不耐症の方はお腹を崩してしまう可能性があります。しかし、ソイプロテインは植物性タンパク質ですので乳糖不耐症の方も心配なく飲むことが出来ます。
ある調べによると日本人の3人に2人は乳糖不耐症と言われているみたいです。

・腹持ちが良い

→ソイプロテインは吸収スピードがゆっくりであるために満腹感を感じやすく持続性も高いとされています。
僕はこの吸収スピードの遅さを利用して寝る前にソイプロテインを摂取するようにしています。詳しい理由はこちらです。

・サステナビリティ

→将来的にはソイプロテインを含んだ植物性のプロテインが持続可能性が高いと考えられているようです。

Luckily, today’s world offers plenty of alternative protein supplements made from other ingredients. For example, plant-based protein powders do exist, using sources such as peas, beans, hemp and soy. Gram for gram, these currently have a similar environmental footprint to whey protein,11 but since they can be produced without needing cows’ milk as a raw ingredient, it’s likely they will prove to be more sustainable in the long run – especially if demand for cheese and other dairy products should fall.

幸いなことに、現代には他の原料を使った代替のプロテインサプリメントがたくさんあります。例えば、植物性タンパク質パウダーは、エンドウ豆、豆、麻、大豆などの原料を使用しています。グラム単位の環境負荷はホエイプロテインとほぼ同じですが11、原材料に牛乳を必要とせずに製造できるため、長期的にはより持続可能であることが証明されるでしょう。

https://www.foodunfolded.com/article/sustainable-protein-powders-whey-vs-plant-based

しかしながらここでは注意が必要です。
先にも言いましたが、今のところはホエイプロテインは廃棄物から作られているため、とても環境に優しいプロダクトと言えます。
また、大豆の栽培にはさまざまな環境負荷が関わってくるためにソイプロテインが環境に優しいとは一概に言えないと考えています。それでも畜産全体の環境負荷を考慮すると、大豆製品のほうが環境に優しいと思うのが僕の意見ですが…

・すべての必須アミノ酸を摂取できる

→ソイプロテインでもホエイプロテインと同様にすべての必須アミノ酸を摂取することが出来ます。ヴィーガンプロテインの中でも、すべての必須アミノ酸を摂取できる商品も売られています。

ソイプロテインはホエイプロテインと比較して吸収スピードにこそ差はありますが、栄養面での心配はしなくて良い。
というのが僕の意見です。

ソイプロテインのデメリット

・吸収スピードが遅い

→先程は吸収スピードが遅いため腹持ちが良いことをメリットに挙げましたが、吸収スピードの遅さはデメリットにもなります。
特に筋トレや激しいトレーニングを行っている人にとっては大きなデメリットになるかもしれません。

筋肉を修復して大きくしていくためにはアミノ酸(タンパク質の要素)が必要になります。筋肉は運動直後から修復を開始しますのでなるべく早くアミノ酸を摂取することが大切になります。
しかし、ソイプロテインだと吸収スピードが遅いために修復時にアミノ酸の供給がが間に合っていない状態になってしまいます。ですので、筋トレをしている方が運動後に摂取をする目的ではソイプロテインは向いていない商品と言われています。

・溶けにくい

→ソイプロテインを含んだヴィーガンプロテインはホエイプロテインと比較して、水に溶けにくい印象があります。水や牛乳に溶かす際には注意が必要です。

・飲みにくい

→ソイプロテインの特徴としてどろどろした飲み心地があります。ホエイプロテインのさらさらした感じとは全く違いますので、苦手な人には飲みにくいプロテインかもしれません。

・ハズレが多い

→最大のデメリットはこれだと思います。ヴィーガンプロテインは不味いものが多いので、飲みやすく美味しいプロテインを見つけることがとても難しいです。美味しいプロテインを購入前に見つけるためにも、この記事を読んでザバスのソイプロテインについて知ってもらえたらと思います。

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3,ザバスのソイプロテインは美味しいのか、それとも不味いのか

ソイプロテイン

今回レビューをしていくのはザバス ソイプロテイン 100 ココア味です。

株式会社 明治
ザバス ソイプロテイン 100|Fit & Shaped|PRODUCTS|ザバス|株式会社 明治 引き締めたいカラダのために。「ザバス ソイプロテイン 100」は引き締めたいカラダづくりに取り組む方のために、たんぱく原料として「大豆プロテイン」を100%使用。

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この記事を書いた人

Vegetarian x Athlete.
Football player in Australia(NPL South Australia).
Interested in Environment issues.

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